イタリアはミラノにある「スカラ座」は、1778年建設の歴史ある劇場です。正式名称は「公国立スカラ新劇場」という名前で、基本設計は新古典主義の建築家ジュゼッペ・ピエルマリーニによっておこなわれました。この「スカラ座」は、かのプッチーニの「蝶々夫人」や「トゥーランドット」の初演がおこなわれた場所であり、またカラヤンのオペラ活動の中心地となった場所でもあります。つまり、クラシック音楽の歴史にとって、この劇場は非常に重要な場所といえるのです。

劇場の改修

2002年から2004年までの間、「スカラ座」はスイスの建築家マリオ・ボッタの手によって改修がおこなわれました。歴史ある建築物であったため、その改修には多くの賛否の声があがりましたが、音響や機能性が飛躍的に高まったとして、高い評価を現在受けています。